最低価格が6000円という強気な価格設定でしたが、行ってきました。
某興行の様に最低価格のチケットの当日販売が無かったらどうしようと思いましたが、大橋ジムはそんなことしませんでしたね・・・まぁ、当たり前の話ですけれども。
全7試合、うちインドネシア人絡みが4試合。それらには期待できないのでメインと裏メインともいえる井上従弟vs青木クリスチャーノで元を取るしかなかったのですが・・・
北側のテレビ映えする席は大橋ジム応援団もあり、満員。しかし、南側は寂しい限りの入り。東西も微妙な感じかな。
テレビ解説だろうけど川島郭志と具志堅が前座を見ながら仲良く歓談してたり、セレス会長の姿もありました。そしてジョーさんもいつもの位置に発見。
17:45に試合開始。18時には太陽と海さんと合流したのですが、このとき既に2試合目が終了。こんなマッチメイクじゃアマ出身の二人の実像がわからないよ。
3試合目の日本人対決でようやくボクシング会場にいることを実感。
そして翁長がインドネシアンに3RでKO勝ちして注目の井上従弟vs青木クリスチャーノです。
しかし、緊迫した展開で1R終了も何故かクリスチャーノが試合放棄。負傷などの棄権なら仕方ないけど、どこを負傷したのか観客へのアナウンスもロクにされず、それはないだろう。まあ、いろんな話を遅れて本日、聞いたけど、これが本当なら酷い話ですね。
注目の裏メインが尻切れに終わってガッカリです。
セミでは松本亮がインドネシアンにもつれた試合をしたけど、このまま世界とか言う前に久我とやってくれないかなあ。まさかと思うけど、久保隼とか小國vs岩佐の勝者狙いじゃないでしょうね。
せめてレイ・バルガスかジェシー・マグダレノに挑まないとダメだと思うけどなあ。ミニマム級とか完全に日本人、しかも特定のジムでたらい回しになってるので、他の階級までそれをやったら興ざめしますね。
そうならない様に一応、釘を刺しておこう。
不満たらたらの状態で迎えたメインですが、正直この試合だけで元を取った感じです。久高の試合に外れ無し。
井上弟はブランク明けではあるものの、上体が大きくなった印象。
やはり大きなパンチをハンド・スピードに乗せて打っていくので、KO勝ちが少ないことを気にして倒しに来てる様にも見える。
一方の久高は1Rこそ後手に回ったものの、2R以降に持ち味を発揮。柔軟な防御とタイミングのいいカウンターで拓真を攻め込み場内を湧かす。
しかし、悲しいかな、久高のボクシングは点で切り取ると防御もカウンターのタイミングも素晴らしいのだが、攻防分離気味でそれが線にならないのでポイントをゲットするまでには至らない。
随所でいい攻めを見せるものの、流れは拓真にあるとは感じました。
判定は3-0。個人的には3差で拓真かな。
去年の村中戦もいい試合で場内を湧かすし、久高は名勝負製造機ではあるものの、やはり一定レベルの相手に勝ちきるには何かが足りないのかも知れない。これは翁長にも感じることですが。
しかし、久高はこれだけの試合をしてカットまでしたのに11月に翁長と試合できるのでしょうか・・・ダメージが心配ですね。
試合後は太陽と海さんと更に某マニアの方と合流し、濃いお話をさせて頂きました。20:30には試合が終了して会場を後にしたのですが、気が付けば終電間近。また、お願いします。