井上尚弥がトップランクと契約するという噂が出てます。
近年、日本のボクサーが本場のリングに頻繁に上がるケースが増えており、ちょっと前までの内弁慶と揶揄されてたのが嘘の様です。
岡田や小原、井上岳の様に階級的に海外でないと世界挑戦の道筋が開けない例もありますが、日本のボクサーが本場のプロモーターに必要とされてると思えるのは、やはり嬉しいですね。
ただ、一昔前は選手が海外進出を望んでも状況的にそれが出来ないケースもありました。本来は海外で戦ってビッグマッチへ進んで欲しかった王者達。但し、2000年代以降で連続防衛回数二桁台、かつKOへの期待が寄せられる王者に限られますがね。
①長谷川穂積
※バンタム級王者時代に海外に出向いて勝負して欲しかったと思うファンは今も多いでしょう。実際にモンティエルに勝ってればその目はあったみたいですし、そうすれば全盛時のドネアと拳を交えることも出来たのかなあ。
国内ではバンタム時代のV10戦で当初対戦予定だったエリック・モレルとの試合が実現しなかったのは残念でした。モレルの自己責任ですが・・・
②内山高志
※階級的に一番、腕試しをして欲しかったですね。直接対決で内山に敗れてる三浦がバルガス戦やローマン戦で内容的に海外で評価されてるだけに内山ならそれ以上に出来たのではないかという悔恨は今も残る。
噂されたフォルトゥナやニコラス・ウォタースとの試合が実現してればと今でも悔やまれる。内山の海外進出に最後まで消極的だった渡辺会長の罪は重い。
③山中慎介
※バンタム級でどこまで海外で求められたかはわからないが、12度防衛と世界戦で述べ30度のダウンを奪ったという実績は海外のマニアの興味を引いたはず。
ダルチニアンやモレノ等との防衛戦は対外的なアピールとしては十分だったと思う。一部で渇望されてたサンタクルス戦は観て見たかった。
一部からは国内限定とも揶揄されたが、決して国内の人気が高くない時代にボクシング人気を盛り上げるべきアイコンになってた事を忘れてはなるまい。