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Channel: リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論
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逃亡者~チーターよりも早く~

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最近のボクシングが今一つ、熱を持てないのは一時期に比べると好カードが明らかに減ってるからだと思います。世界王座が4つに別れたのみならず、そこに至るまでの過程である地域王座も細分化の方向に向かっております。そりゃ、皆、無理しなくてもいいと思って総亀田状態になってしまいますなあ・・・
日本ユースだのWBOアジア何ちゃらだの笑っちゃいます。正当な道を歩めないのはコネでなく、気持ちと実力が伴っていかないからではないですか?日本タイトルマッチと謳っている試合に我々が求めるのはその時点での国内最強最高の戦いであって、それに該当しない試合は「日本」と名乗っては駄目なんですよ、年齢で分けるのもナンセンス。

まあ、それと選択肢がいくつか出来るとしても、プロたるものファンが望むカードを実現してもらいたいものですね。自己満足で終わる試合にファンは金を落としたくないのです。

1.井岡一翔
※このままでは本当にイオカメダ一直線。なまじ好選手で正当派のイメージがあるだけに潔くないマッチメイクは本当に勿体ない。ロマゴンは井上にまかせていいから、エストラーダとやってください。8・26の馬場さんばりに「よし、やろう!」と言えば株は上がるんだけどな。元ネタは昭和プロレス・ファン以外は各自調査!

2.サウル・アルバレス
※明らかに現代ボクシングのアイコンたる存在であるのにかってのメキシカンの様に自分が熱くなれないのは何故なのか?それはマチズモの欠如に他なるまい。言うまでもなくゴロフキンからの逃避がそれにあたる。わざわざ、リング上に招き入れてまで対戦を煽ったのは何だったのか?
そしてカークランドとかカーンとかリアム・スミスじゃなあ。チャベス父やバレラ、モラレスの爪の垢でも煎じて飲んだ方がいいよ。

3.アドニス・スティーブンソン
※コバレフとのハード・パンチャー対決をここで避けたら永遠にもう実現しない気がする。
それでもカナダでは絶大な人気らしいから無理をしたくないのだろう。もう39歳、それなりの相手とはそれなりの試合も出来るだろうが、ヒリヒリする様なビッグマッチへの期待は希薄になってくる。

4.カール・フランプトン
※リゴンドーとやってもいい様なことを言っておいて、いざ自分がサンタクルスに勝ったら、金にならないことを理由にエスケープ。確かに和氣とか日本人が相手だったらそれは納得出来るけど、リゴンドーにはとても勝てると思えないからと避けたとしか思えない。

対戦なんて巡り合わせだから、僅かなアヤで実現しないこともあるかも知れませんが、明らかに対戦を避けてる(とファンに捕えられてる)のは駄目だろう。何だかんだでここに上げてる選手には多大な期待を寄せてるから辛口で書かせてもらいました。
ボクシングって毎年、五輪みたいな盛り上がりがあって当たり前なんだからもっと前向きになってくれい。

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